持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年
までの国際社会共通の目標です。世界をよりよくするための17のゴール・169の
ターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。
17の目標とは??
ゴール1~6について
・貧困をなくす、飢餓をなくす・医療福祉がうけられる・教育を誰もが受けられる・男女差別をなくす・安全な水を提供する等、発展途上国に多くみられる問題点をなくす為のゴールです。
ゴール7~12について
・クリーンなエネルギーの提供・働きがいと経済成長・産業と技術革新・人と国の平等・つくる責任使う責任等、日本も含めた先進国などでも当てはまるゴールです。
ゴール13~17について
・気候変動への対策・海洋汚染を防ぐ・森林伐採をやめる・平和で公正な世界をみんなパートナーとして協力しましょう等、全世界で挑むべき地球を守るべき目標です。
▼17の目標を3層に分類し総合的に捉える図表「SDGsウェディングケーキモデル」。

Johan Rockstorm and
Pavan Sukhdev
http://www.stockholmresilience.org/research/research-
news/2016-06-14-how-food-connects-all-the-sdgs.html
「海や森の豊かさや自然」に関する目標が土台となっており、その上に「社会と経済」に関する目標が置かれていることがわかります。
これは、空気、水、食料など、自然や生物からもたらされるさまざまな恵みによって、私たちの日々の暮らしや経済活動は支えられていることを示しています。この基盤を持続可能な形で維持し、地球上の誰一人として残さずに、その恩恵を受けられるようにすることがSDGsのゴールです。
永照福祉会とSDGs
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ゴール4.2
2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い早期幼児の開発、ケア、および就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
子供会議やプレゼンテーション・ICT技術を活用した活動を始め、子供達が様々な体験をする中で、主体的に資質・能力を伸ばしていくことのできる質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育を提供しております。
ゴール4.7
2030年までに.持続可能な開発と持続可能なライフスタイル、人権、ジェンダー平等、平和と非暴力の文化、グローバル市民、および文化的多様性と文化が持続可能な開発にもたらす貢献の理解などの教育を通じて、すべての学習者が持続可能な開発を推進するための知識とスキルを獲得するようにする。
8月の平和学習月間にSDGsや平和についての学習や説明や毎週のアメリカ人講師とのあそびの中で、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得しております。
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ゴール5.5
政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参加および平等なリーダーシップの機会を確保する。
女性の結婚、育児、子育てをしながらでも働きやすい環境の整備やキャリアアップ制度を職員に提示することにより、先を見据えた多様な働き方ができるようにすることにより、管理職に占める女性の割合を増やしていきます。
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ゴール12.5
2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
各家庭からの廃材を集配し、保育の中での制作物にて再利用を促進しています。さらに、他団体のリサイクル回収プログラムに積極的に参加しています。
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ゴール14.1
2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。
ゴール15.1
2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。
絵本や啓発ダンスや歌を通して、海や陸の大切さや保持の大切さを伝えています。